MA(移動平均線)についての考察

万有引力FX研修生のatsushiiiです。

FXをはじめて、なんの疑問もなくMA(移動平均線)とか、ストキャスティクスとか使ってますが今更ながら、そこらへんの勉強をしています。

本日は、『MAってなんなんだ?』という考察です。

MAの概要をおさらいして、万有引力FXのMAについても考察します。

自分の使っている道具(手法)について、理解が深まれば、より正確な使い方ができるかなと考えています。

移動平均線、Moving Average, MA

移動平均線とは、一定期間の平均価格を表したもの。

5移動平均線(5MA)なら、5本分のローソク足の終値の平均が示される。

20移動平均線(20MA)なら20本分のローソク足の終値の平均が示される。

H1でいうと、5MAは過去5時間の平均を結んだ線、20MAは過去20時間の平均を結んだ線。

当然、短い期間のMAの方がローソン足に近いところを動いています。

いろいろなMA

MAと言っても色々ある。

MT4で表示できるもので4種類ある。

  • 単純移動平均(Simple Moving Average、SMA)
  • 指数移動平均(Exponential Moving Average、EMA)
  • 平滑移動平均(Smoothed Moving Average、SMMA)
  • 線形加重移動平均(Linear Weighted Moving Average、LWMA)

参考:Moving Average(移動平均) – トレンド指標 – テクニカル指標 – 価格チャート、テクニカル及びファンダメンタル分析 – MetaTrader 5のヘルプ

MT4での移動平均線の設定画面

万有引力FXでは、上2つのSMAとEMAが採用されています。

今回は、SMAとEMAだけピックアップします。

SMA 単純移動平均線と EMA 指数平滑移動平均線

EMAはSMAに比べて、直近の終値に比重を置いているので早く動くという特性を持っている。

SMAは、その名の通り単純に平均値を線にしているだけ。

EMAは、直近の終値を2倍にして計算して、平滑化しているようです。

参考:EMA(Exponential Moving Average)指数平滑移動平均線 | FX・外貨両替のマネーパートナーズ -外為を誠実に- (moneypartners.co.jp)

同じ期間のSMAとEMAを比較すると、ローソク(価格)に近いところを動くいているのがEMAだとわかります。

EMAは、反転するときは早く反転する方向へ動くし、トレンドが出ているときはトレンドが出ている方へついていく。

EMAのほうがそれだけ、反応が早いという事ですね。

万有引力FXでのMA

万有引力FXのMAは、

⾚:20EMA ⻘:30SMA ゴールド:200EMA

となっています。(手法の数値設定は、無料公開されています。)

ゴールド200EMAは、長期移動平均線でバミューダ・トライアングルの基準起点・終点になっている。

↓バミューダ・トライアングルについて少し書いています。

赤20EMAと青30SMAの組み合わせは、MAクロスが早めに現れやすい。

万有引力FXのMAの組み合わせ(20EMA・30SMA)はMAクロスが早めに起こるという特性がありそうです。

その特性上、ロウソク足がMAをブレイクして赤青MAクロスしたけど、逆方向へ反転してしまったという場面も見られます。

これは、MAのみでなくストキャスティクスやダウ理論を読み取り判断しなくてはならない点です。

万有引力FXは、MAだけで判断する手法ではないのでそれぞれの要素を総合的に判断することが大切なのだと見ることができます。

20SMA・30SMAの組み合わせ? 

SMA同士の組み合わせだと、どうなるのか?

SMA同士の組み合わせの場合、計算方法が同じなためにMAクロスが起きにくいです。

また、SMAはEMAはに比べてゆっくりなので価格が横に動いた場面では、水平になりやすくグチャグチャしやすいという印象です。

20EMA・30EMAの組み合わせは?

EMA同士だとどうでしょうか?

EMA同士だと、これまた計算方法が同じであり、お互いに反応が良いのでこちらも中々MAクロスしないという形。

これは、これで良い気がしますが反転する場面では、MAクロスが遅くなるようです。

同じ場面でも20EMA・30SMAペアよりもEMA同士ペアのほうがMAクロスがローソク足4本分遅くなっていました。

20EMA・30SMAのクロスは、トレンドラインブレイクと近似する。

この20EMAと30SMAの組み合わせについて、先生に伺ったところトレンドラインブレイクとMAクロスが近くなる設定値を採用しているとのこと。

手法を作る段階でトレンドラインとストキャスティクス、MAを組み合わせた手法にするためトレンドラインとストキャスティクスを後押しする設定にしているそうです。

なるほど、やはり万有引力FXは手法の構造としてもMAだけを見てはイケないということがよくわかります。

このお話を聞けて本当に良かったです。

先生は、『フィルター3つは必要』と言っていますがその言葉の意味がやっとわかってきました。

MA(移動平均線)を知る

MAは、計算方法からして価格(ローソク足)をもとに算出しているラインです。

そのため、あくまでも価格ありきのラインだということを念頭に置かないとイケないと感じました。

MAの向きが変わったから、価格(ローソク足)が下落・上昇をするわけではない。

価格(ローソク足)が下落・上昇下から、MAの向きが変わったということ。

MAは、ローソク足の終値の平均値であり、オリジナルはローソク足だということ。

しかし、ローソク足の細かい動きに惑わされてはイケないとも感じます。

そのための移動平均線であるとも思います。

この点は、どのようにローソク足とMAを見ていくか、さらに理解を深めていく必要があると痛感しました。

また、万有引力FXという手法はMAだけで判断してはイケないと再確認することができました。

手法理解と共にFXの基礎も学習していき、より深い景色が見えるようにしていきたいです。

本日は、以上。

P.S ブログについてもFXについてもぜひアドバイスいただけると幸いです。

シェアしてくるとうれしいです!

2件のコメント

atsushiiiさん こんにちは
とっても深い考察ナイスです!この何かに興味を持って深く考えてみるという行動
凄くいいですね!より深く納得できたレポートかと思います。
どんな疑問も考察してその謎を解き明かしていってください。
読み応えのある素晴らしいブログでした。感謝です!

いつもありがとうございます。
こちらこそ感謝しております。
はじめは、疑問も持てない状態で『わからないことがわからない』という状態でした。
少しずつ、情報が頭の中で整理され疑問が抱けるようになってきました。
疑問に思ったことは、そのままにせずに解決していきたいと思っています!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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